最近、以前購入したクロスバイクGIANT ESCAPE R3で週1回程度の頻度で通勤をしてみている。
参考:初心者が中古クロスバイク ESCAPE R3を購入してみた
自転車には多少慣れてきたのかもしれないが、まだ復路でお尻が痛くなるなどの問題も解決できていない。しかしそんな中、走っていて気が付いたこともある。
それは、僕の場合「多少前傾姿勢になりながら背筋をハト胸気味に伸ばし、腰を若干丸めて走るとお尻が楽になる」気がする。ということ。文字で説明すると残念な感じになってしまうので、念のため図で説明するとこんな感じ。
さて、前述の様な姿勢になると、背筋を真上に伸ばして乗っていた時と比べ、腕とハンドルバーの距離が詰まってくる。また、外側のバーエンドバーを持つことが結構多いので、そんなときも含めより自然に前傾姿勢になれるよう、ハンドルを下げてみることにした。というのは1割以下の理由で、9割型見た目的になんとなく速そうだからやってみた。
クロスバイクのハンドルを下げる方法
ハンドルを下げる為に分解するパーツ
ハンドルを下げる方法はとても簡単で、ハンドルバーを固定しているステムを、フロントフォークから真上に伸びているハンドルポストから抜き、間にあるコラムスペーサーという高さ調整リングを入れ替えたりすることで調整が行える。
使用する工具
六角レンチのみ。
こんなのをバッグに忍ばせておけば出先でもその場で調整できるので便利
レンチだけでいいやって場合は気になっていたHOZANのこれを買おうと思っていた。
精度を気にしないのであれば安いのでマルチツールでもよいと思う。
自転車的にはアーレンキーとか色々言うそうですが、面倒なのでwikiから抜粋
六角棒スパナ
六角棒スパナ (ろっかくぼうスパナ、英: hex key)は、正六角形の穴を持つ(略)…工具。(略)…六角棒レンチ、六角レンチ、ヘキサゴンレンチ、メカニックの現場ではヘックスとも呼ばれる。(略)…自転車業界では六角棒スパナをアーレンキー またはアレンキー(Allen Key)、アレンレンチ(Allen wrench) という名称で呼んでいる。
ハンドルを高さを変更する手順
- ネジ防水用の黒キャップを外す(ミノウラのレセスキャップという製品名だかなんだからしいが、在庫が無かったので調べたらOGKからネジキャップというのが出ていた。というかAmazonに黒なくなってた。)
OGK技研 スクリューキャップ5mm(10コ入)
- トップキャップのボルトを六角レンチで抜く
- トップキャップを外す
- アーレンキーでステムのボルトを2本緩める
- ステムを外して、コラムスペーサーを調整できる状態にする
- いくつかのスペーサーとステムを入れ替えて好きな高さに調整する
- ここではまだステムのボルトは締めない。全てが真っ直ぐ入っていることを確認(重要)し、トップキャップを戻し、ボルトを軽く締め付け→ハンドルを持ち上下にゆすりガタがあるかどうか確認する。もしガタが有れば、無くなるまで繰り返す。
- トップキャップのボルトを締め付けすぎるとハンドルが切れなくなるので、緩すぎず固すぎずの締め加減とする。
- 上や前後からタイヤとステムが一直線になるよう、ハンドルの端を軽く叩いたりしながら微調整する。※写真の上から見た図は一直線になっていない例。
- ステム両サイドのボルト2本を締め付け、ボルトの防水キャップを取り付けたら完成
実際に走ってみた感想
最初は前傾に慣れず、ややぎこちない姿勢ではあったものの、走り出して最後の方には姿勢に慣れたのか非常に楽に前へ進むようになった。しかし坂は若干上りづらくなった感がある。そして、長い距離を乗っていないのではっきりとはわからないが、お尻の痛みはなくなったように思える。この辺りは今後追ってまとめようと思う。
まとめ
初心者の僕にとって、ハンドルを下げることは確実に9割型自己満であることを確信したが、気分だけでも変わるので、支障が無ければ良い調整だったと思う。