どうしても見つからないカブトムシを夏休みの遠出ついで手軽に手に入れる方法

スポンサーリンク
スポンサーリンク

今回の目的と経緯

僕は、もう埼玉の住宅街でカブトムシを探すのに疲れてしまった。実際、夜帰宅後に買ったばかりのクロスバイクで10km程度漕ぎ、カブクワの噂されるスポット等に出向いてみた。しかし2日連続で見つからない上に、たどり着いたは良いものの濃霧で前が見えなく昆虫採集どころじゃなく怖かったので、断念して帰ってきた。

目を付けた場所を未だまともに探索できていない為、実際に何度か行けば見つかることを期待してはいるが、こんな結果に終わると、探したのが2日間とはいえ、半年程探し回った気分になってくる。

僕のような自分の為に探している人間でなくても、子供の為に探せど探せど見つからない、そんなパパやママは山ほどいるはずだ。

で、今回は「カブトムシが欲しい。でも疲れたくない。」という、虫に対して結構申し訳ない目的を掲げてみた。

カブトムシやクワガタが自然で手に入らないパターン

まず基礎知識として、クワガタは5月ごろからとれるようになり、カブトムシは7月前後を最盛期となるらしい。で、カブトムシやクワガタを子持ちの親が実際に探し出すのは、多分夏休みが圧倒的に多いはずだ。

田舎はあるのにこんなはずじゃパターン

自然豊かな実家へ帰省する親も多く、そこで育った人間ならばとれる場所もわかっているので、「こんなものこっち(ちょっと都会の自宅)で買うものじゃないぞ、おじーちゃんおばーちゃんち行けばカブトムシなんかいくらでもとってやるよ」と根拠なく子供の期待を膨らませてしまい、実際に帰ってみると環境が変わっていたりして居なくなっている。

夏休みの家族小旅行先に過度な期待を寄せてしまったパターン

子供の夏休みに、国内小旅行として自然豊かな場所へ泊まりに行き、アウトドアらしき遊びに胸膨らませる家族は沢山いる。お盆の帰省が重視されない家が多い昨今、全く知らない土地の自然に、「自然」=「虫がいないはずはない」というところから、思わず子供に大風呂敷を広げてしまう親もいるはずだ。確かに自然があれば虫はいると思う。しかし、いる時間や場所や湿度気温が決まっている。このようなケースでは全く根拠がなく、情報量が無ければ残念な結果に終わることが多い。

調べたけどいないよパターン

ネット上にカブトムシ関連の情報は溢れている、そしてあらゆるサイトで見かけるのが、「足元を掘ってみればいる」「最近は減ってきているが実は都会にもいる、昔はいた」「知り合いの~」「おじーちゃんの畑にいけば~」「果樹園に沢山~」という記述。どれも正しいんだろうけど、恐らく、書いている側と読む側の温度差が激しすぎる為に、結果見つからなかったりする。

書いている側
んなもん自分で努力して探せよ
少なくとも樹の種類くらい覚えろよ
実は案外○○にもいるよ。え?いない?減ってきているからかもね!
そんなの知り合いや親戚の農園に入ればいるわよ!(全く情報になっていない。そもそも日記だろうから当然だけど)
読む側
そもそもどこに行けばいるのかわからない!(動かない)
何?樹?しらね!山行けばいるっしょそんくらい!
知り合い?いねーよんなもん!
自販機?街灯にくる?公園で樹探すよりそんな自販機探す方が大変だわ。そもそもそんな自販機がある時点で、普通にカブトムシがいるほどの田舎だから!だったらここまで探さないから!
ていうかめんどーい。そこまでして探したくなーい

まあ、こんな感じで、結局とれる人しかとれないのだと思う。

このような時、子供ほど残酷なものはない。「なんでとれないのパパ」と純粋な眼差しで疑問という言葉の暴力を浴びせ、既に心折れそうな大人は、更なる大きなダメージを負うのが大体のパターンだと思う。

今回の具体的な目標と方針

言うまでもないが、自分で探すことこそ楽しみであるのは間違いない。それはわかっている。しかし一度でも目の前に本体を差し出されたことがないと、そもそも自然を好きになるきっかけすら無いまま過ごす子供がいるのも事実だったりするわけだ。と無理矢理話を進めておく。

で、今回の目標は、夏休みに子連れで自然のある場所に遠出したなら、時間があまり無く忙しい日程だろうが、情報量が少なかろうが、近くにカブクワがいなかろうが、折角の夏休みなんだしとにかくカブトムシを手に入れてやろう!しかも簡単に!という設定にする。

カブトムシを簡単に手に入れてみた

カブト・クワガタ、やっと手に入ったよ!

とまあ、喜んで言ってみたけど、実は毎年この方法で手に入れている。※今も飼っているので写真は今度載せる

せっかく自然豊かな場所に行ったのであれば、カブトムシやクワガタがいないわけがないので、そこを利用する。で、答えを言ってしまうと、「虫は現地で買え」と言うお話。

あと、この方法を使って「仕入れて」儲けよう等と考えた人は、カブトムシが欲しい子供達や僕の為にやめてほしい。単なるわがままだけど。だったら増やして売って欲しい。

虫なんてどこで買うの?

地元を支える方々が、仕入れ値を叩かれに叩かれ常に仕入れを行っている農○に行けば良い。

実際に、田舎の農○っていうのは、昆虫やメダカなどを売っている事が結構あり、僕の知っている場所ではカブトムシが4匹、クワガタが6匹で缶ジュース2本分だったりする。しかも、簡単な詰め合わせパックで惣菜と同列で売られている。

農○を制する者は夏休みを制す

もし遠出するなら、まず目的地近くの農○に電話して、カブトムシを売っているか聞いてみよう。そして大体いくらくらいかも聞いてみよう。クワガタならいるよ、とか、今日は鈴虫しかいないよとの答えが返ってくるかもしれない。しかしそれでも良いと思う。

農○で売られている雑な扱い(良い意味で)で何匹もパック詰めされたカブクワは、自分で捕った時と同じくらい野性味溢れる気分になれること間違いなしだ。きっと子供も喜ぶであろう。

まとめ

今回の記事、「そんなの知ってるわ、常識だろ。」と思った人は、多分それなりに田舎の人間(良い意味で)なんだと思う。

実は、都内の環七よりも内側には、そもそも農○の直売所が一軒もなく、商業施設のカブトムシ1,000円を眺める子供が、田舎のカブトムシよりも沢山いることを知ってほしい。僕もその一人だった。しかし、僕の場合は山に囲まれた田舎があるからまだよかった。それが、夏休みに帰る田舎が無い子供ともなると、更に切実だったりするわけだ。

というわけで、夏休みは農○に行こう!