何が釣れるかな、鯵いるかな。初心者が銚子港〜外川港で釣りしてきたので報告。

20130925

こんにちは、釣り初心者の破滅 毛根です。

今回は、前夜の思いつきで決定した銚子に出撃してきたので釣りレポート。そもそも、銚子で釣りをしたことがないので、ここにはちょっとした憧れがあった。正直なところ、銚子で釣りができるだけで「僕釣り人っぽい」って8割型満足できる気がする。折角なので、九十九里から千葉外房を南下し、ドライブがてら適当な港に立ち寄って釣りをしていくという、ドライブメインの釣行に決定した。

こんな調子で、銚子は一体何が釣れるのか全く知らないが、面倒臭いので情報も調べずに銚子へ出発。

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今回の釣りはこんなん

場所と時間

鹿嶋、神栖から入って銚子港〜外川港 12時~20時

釣り方

投げ釣り
投げ竿にジェット天秤を付けてハリスと枝針つけてイソメ付けて投げてズルズル巻いてきて変化のあるところで止めてを繰り返すだけ。最近はブルーベリーの香のするゴムのイソメもあるので、生き餌が苦手な人はぜひ使ってみてほしい!釣果もメーカーのお墨付きのようだ。
サビキ
適当なシーバスロッドにカゴとトリック仕掛けをセットし、カゴにコマセを詰めて足元で一回しゃくって待つだけ。かごがなくてもトリックだからコマセスプーンでアジを寄せれば大丈夫。予備にアミ姫などの常温保存ができるコマセを持っていても良いだろう。万が一釣れていなくても溶かす必要がないので、そのまま持ち帰れる。
イソメ
コマセブロックorチューブコマセ

銚子でニベ(イシモチ風ニベ科の魚)とかアジとか釣ってみた

自宅近所の釣具屋がまだ開いていなかったので、コンビニで人間の餌を購入。鮭イクラおにぎりを買い込み無心でもぐもぐ食べていると、あっという間に鹿嶋市の鹿島港付近に到着してしまった。とりあえず餌屋だけは調べてあったので、現地近くの「つり餌センター」に立ち寄ってコマセ用の解凍済みアミエビを購入した。

銚子には12時頃着いた。ここには様々な釣り人が居て、マダコやアジ、カレイ等を次々と釣っているツワモノばかりだ。僕も何か釣りたいと早速釣り座を構えることにした。

いざ実釣

とりあえずお試し用にいつも持っているコンパクト竿にお手軽遊動ウキ仕掛けとエビを付けて投入してみた。お魚さんおいしい餌ここにあるよ!

ちなみにこのお試し仕掛けは、普段、都内の東京湾奥エリアの公園でエビを使う機会があまり無く(日中釣りをしないからだけど)、「他所の海では青物がエビで釣れる」という適当な偏見から、千葉や神奈川の初めての堤防で必ずやってみることにしている。

で、

1分経過

5分経過

10分経過

隣のおじさん:それじゃ釣れないよ。餌(ジャリメ)やるからこれでやってみな、錘もってるなら向うに投げてみな。

:はい

最初からずっと見ていたおじさんは、きっと開始から釣れないのわかっていたのだろうけれど、一応どうなるかわからないし10分待ってくれたんだろうな、とか色々申し訳なくなりながら、早速教えて貰った通りにやってみた。

ビュン→着水→底まで待つ→少し巻いて道糸張る→ズルズル→ググン

一投目にして早くも何かが食ってきた。釣り場にいるおじさんは大体すごいが、やはりこのおじさんも凄い。「おっ」と言って横を見るとニヒルな笑顔でドヤ顔のおじさんがこっちを見ている。若干後光が差していた。

で、とりあえず切れないように巻いてみると、イシモチみたいなのが釣れた。

隣のおじさん:ニベだ。おいしくないよ。皆捨てちゃうよ。

ドヤ顔でなぜか魚に対し上から目線のおじさんは言った。

:へえー

隣のおじさん:あっ、でも焼けばまあまあおいしいよ!やってみな!

うまいのかよ!捨てるとこだったじゃねえか!と心の中で思いつつも、「へえー」とだけ答えた。おじさんに感謝。

そんなこんなで、投げて巻いて待つだけでニベは面白いように釣れる。釣れる速度に追いつけなくて絞め損ねたニベは、僕の背中の後方にある発泡スチロールの中で悲しそうにグーグー鳴いている。ニベ科等の硬い耳石を持つ魚は、それを使って音を出すらしい。なんだか音を聞いてるうちにこちらまで悲しくなってくるので蓋を開けてすぐ絞めた。

釣りをしながら他の釣り人を眺めていると、サビキを沖目に投げてる人がいた。投げサビキという釣り方らしく、手元に仕掛けが戻る度に良い型のアジが毎回4~6連でついてくるほどの爆釣っぷりだ。きっと、レンタル手漕ぎボートみたいな距離と水深で釣るから型が良いのだろう。よく知らないけど。次は投げサビキもやってみよう。

その内風も強まったところで、手取り足取り教えてくれた周りの人の半数以上はバイバイした。僕は日中使わなかったアミエビが余っていたので、そろそろ迎える夕マヅメで使うことに。時間もそんなに無かったので、狙いは手軽に足元の鯵。レッツジーアー。

しかし、小さなアジはなかなかうまく針がかりしない。結果、ポツポツとではあるが何尾かのアジが釣れた。そろそろ時間も時間なので、ここは解散。

20130925_001
小ぶりのジーアー達

次ページでは外川港の穴釣り体験や釣れたニベ、アジの実食レポート