僕が、「持っていたらきっとオシャレ風だよね」という理由だけで知識も何も無いまま何年も前に購入したEOS Kiss Digital。
滅多に使わない上に、正直なところそこまでカメラに興味が無い上に滅多に持ち出さないので、恥ずかしいことに未だに知識が皆無に等しい。
で、今日はそんな僕の分際で、デジタル一眼レフに付属していた2本のレンズの内の一本、「望遠ズームレンズ」の便利さに気が付いてしまったので、色々と初心者なりにまとめてみたので効果ごとに5部構成で説明しようと思う。
それと、例のごとく、ガチのカメラ好きの方々に色々突っ込まれたり叩かれたとしても、正直なところ困るというか、謝るしかないので生暖かい目で見守っていただければ嬉しい。
ちなみに付属してくる2本のレンズはEF-S18-55mm F3.5-5.6とEF 55-200mm F4.5-5.6II USMで、今回記事で使っているのは後者の方だ。
Canon EF-S レンズ 18-55mm F3.5-5.6 II USM
Canon EF レンズ 55-200mm F4.5-5.6II USM
初心者が一眼レフ付属の安価な望遠レンズの便利さに気づいた5つの要素 – 遠くのものを大きく撮影できる(1/5)
これは望遠レンズとして当然ではあるが、出不精&面倒臭がりで被写体に近づく気力も努力も皆無な僕にとって、「あれ撮りたいな」と思ったとき、即座にその場で突っ立ったまま撮影できることは本当に素晴らしいと思う。
何が素晴らしいって、遠くに素敵な山を見つけた場合、その山までわざわざ行かずとも、指の関節を静かに折り曲げてボタンを押すだけで山の姿を写真に残すことができる。
初心者の僕でも理解できるような内容なので、例を示す程のものではないが、念のため今までに撮影したもので説明するとこんな感じ。
付属の望遠ズームレンズで遠くのものを大きく撮影してみた 実例
あっ、10m先にに写真に残したい程綺麗な貝殻があったよ!行くの面倒くせ!という例1
あっ、今日は晴れていて、自宅から夕空を背景に都庁が見えたよ!綺麗だなあ!新宿まで行くわけないけどね!という例2
光学ズームとデジタルズームは全然違う
これは、デジタルズームばかりを売り文句にしていたコンデジが溢れていたかつてとは違って、レンズにこだわったあらゆるコンデジが市場に並び安価で購入できるこの時代において、多くの人が当たり前に認識していることだとは思うが一応簡単に説明する。
光学ズームとは何か
光学的(レンズを使って)に光を拡大したりすること。光学ズーム間で比較した場合は置いておくとして、デジタルズームと比較した場合、一般的に光学ズームの方が綺麗である。
デジタルズームとは何か
カメラ内部にある撮像素子という光を受けて絵にする箇所で作られた絵を、そのまま無理矢理引き延ばす方法。パソコンやスマホに表示された写真を拡大して見ているのと同じことで写真や絵は荒くなる為、光学ズームと比較した場合一般的にデジタルズームの方が荒くなる。
とまあこんな感じだ。
画素数がやたらと高かったり、画像処理エンジンが優秀な最近のデジタルカメラであれば、普通に使う分には良いと思う。しかし、もしズームを目的とした場合であれば、僕なら古くて500円で買える投げ売りコンパクトデジタルカメラを買うよりは、2,000円で買える古くて光学ズーム機能の充実したコンデジを買うか、5,000円~10,000円で買える古いレンズ交換式のデジタルカメラを買うと思う。
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