こんにちは。破毛です。
つい先日、日本海の荒波に揉まれる機会があり、折角なので、現時点で半年以上使用実績のある Catalyst Case for iPhone 5/5s を使って水中撮影をしてみた。また、併せてこのケースの普段使いのインプレなんかも書くことにする。
ちなみに僕が使っているケースは、iPhone5/5sだが、iPhone6用もあるので、参考になるかならないかはまあわからないが、iPhone6/6Plus用もあるよっていう宣伝しておく。しかもiPhone6/6Plus用はカラフルなOリングまで保守部品として売られているようだ。ちょっとシャレオツで羨ましい。
iPhone用防水ケースで水中撮影してみた
日本海でシュノーケリングしながら、手に持って海中撮影してみたところ、案外良い結果が得られた。あまりの慣れなさに、ブレブレではあるが一応撮影できていると思う。海中が奥まで見えないのは、透明度が高い場所ではない為で、レンズが曇ってしまったわけではない。
Catalyst Case for iPhoneで海中を撮影してみた感想
- 良い点
- iPhone標準のカメラアプリはボリュームスイッチで撮影開始できるので、水中でタッチパネルが不安定になっても問題無し
- 画面にてモニタリングしながら撮影できる
- ケースのハードコート光学カメラレンズによりケース無しの状態と差異が感じられない程クリア
- 1~2時間以上水中で使っても中は全く濡れていなかった
- ストラップ穴があり本体を紛失しにくい
- 気になる点
- 濡れたまま一度ズームになってしまった場合に戻すのが困難
- ケースには関係ないがワイド(広角)レンズが欲しい
- ケースには関係ないが自撮棒が欲しい
- 使い方が荒いとイヤホンジャック部分の防水用のゴムのつなぎが切れちゃう(そのまま使用しても今のところ機能的には問題無し)
このように、全体的に見て本当に買ってよかった商品だと思う。
ちなみにワイドレンズと自撮棒の件については、この日同行した人物がSONYのウェアラブルカメラを自撮棒に取り付けて岩の隙間の魚等をいとも簡単に綺麗に撮影しており、あとでその映像を見せられると、少し物足りなさを感じてしまい、この2つのオプションが欲しくなってしまっただけである。実際にCatalyst Case for iPhoneを取り付けたiPhoneは、ウェアラブルカメラとして十分使っていけるはずだ。
防水5mは本当だった!多分!
では、防水5mって本当なの?という部分については、実は今回動画には無いが、何度か5m以上あると思われる場所まで潜ってから上がってみたところ、防水面で全く問題が無かった。このことから防水5mは本当であると言えると思う。説明範囲が5mなだけなので、実際はもう少し深く潜っても問題ないかもしれない。
Catalyst Case for iPhoneってどんなん?
仕様
仕様の中でも目立つ嬉しいポイントのみ簡単に拾っていくとこんな感じ。
- 水深5m完全防水
- 2mの耐衝撃プロテクション
- 最高レベルの耐塵性
- JIS防水規格 最上級 「IP-68」準拠
- アメリカ国防総省 軍事規格「MIL-STD-810」準拠
- ハードコート光学カメラレンズ
- iPhone 5s 指紋認証機能「Touch ID」対応
catalyst iPhone 5/5s用 完全防水・防塵ケース 防水規格『IP-68』取得 ブラック CT-WPIP13-BK
catalyst 5m完全防水・防塵・耐衝撃ケース for iPhone6 ブラック CT-WPIP144-BK
半年以上使ってみて感じたこと
一言でいうと、「これにして良かった」というところ。
防水性能について
僕のiPhone状況としては、毎日シャワーや浴槽でiPhoneやスマホを使うような中毒者であり、たまに水中撮影なんかもする。更に毎日2時間以上バイクに乗る為、ハンドルバーにマウントした携帯が、しょっちゅう雨ざらしになったりする。こんな状態で半年以上このケースを使ってみたところ、iPhoneが一度も水没したことがないという実績を残している。
耐衝撃性能について
耐衝撃についてはも2mとなっており、ケースの隅4か所に衝撃吸収材が配置されている為、これまた不注意でよくiPhoneを落とすのだが、一度も中が壊れたりずれたりしたことがない。
マナーモードの切り替えが純正より楽でカッコいい
Catalyst Case for iPhoneでは、ケース左側についているダイヤルを前後に回転させるだけで、マナーモードの切り替えが行えるようになっており、純正の切り替え方式よりも簡単で片手で行えてしまう。また、バイクのグローブなどを付けていても切り替えが用意になっている。
指紋認証について
ごく普通に認証できるので感度は全く問題ない。非常に便利だが、認証部分の膜が柔らかいので傷が少し怖いところ。半年以上使っている中で破れ等は無い。しかし、水中での認証については普段から水の中で暮らしているわけではないので良く分からない。
指紋認証の感度が悪い場合
たまに感度が悪いと言っている人がいるが、ケースの取り付け方によって認証部分が空気で膨らんでしまう為だと思う。どうしてもボタンと幕をうまく密着させられない場合は、イヤホンジャック部の防水プラグを一度外し、ホームボタンを押したままイヤホン部のプラグをもう一度取り付ければ密着する。それでもできない場合はイヤホン部から口で空気を吸いだしながら舌でイヤホンカバーを差し込むという荒業もあるが、非常に汚らしい上に水没する可能性があるので、激しいタイプの人にしかお勧めできない。
イヤホンジャック径について
穴の奥行がある為、イヤホンジャックがL字のモノなどは短すぎて入らない場合がある。iPhone純正のイヤホンマイクは本当にピッタリ入る。しかし僕のように軟骨の形状からカナル型しか使えない人間もいる。そのような場合には使えるものを選ぶ必要がある。
僕は、PHILIPS SHE9710を使っていたが、これは物凄くピッタリ挿すことが出来た。しかしBluetoothアダプタを使ってからはイヤホンジャックを使うことはほぼ無くなってしまったので、これも一つの手だと思う。
PHILIPS SHE9700シリーズ カナル型イヤホン ブラック SHE9700
PHILIPS SHE9720 イヤホン カナル型 ブラック SHE9720BK
以下のようなオプションもあるが、少し値が張る上に直接挿すことが出来ればそれに越したことはない。
catalyst iPhone 5/5s用 アクセサリー オーディオジャックアダプター CT-JACK6-BK
防水性能をそのままにするならBluetoothイヤホンマイクが断然おススメ
やはり前述した通りイヤホンを直接つなぐ場合はケースに隙間が開いてしまい、イヤホンのプラグ素材によっては浸透圧などで水分の侵入経路となってしまう場合が懸念される。やはりケースの防水性能を失わずにイヤホンを使いたい場合は、Bluetoothイヤホンマイクの使用を激しくおススメする。
Bluetooth機器の防水はどうするんだと言われてしまったらどうしようもないが、iPhoneにコーヒーがこぼれても大丈夫であればおkということで納得してほしい。
SONY カナル型ワイヤレスイヤホン Bluetooth対応 リモコン・マイク付 ブラック SBH50/B
ソニー SONY ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン MDR-EX31BN : カナル型 Bluetooth対応 ブラック MDR-EX31BN B
Catalyst Case for iPhoneを買ってから使うまで
購入、日常使用開始から半年以上経ってしまってはいるが、折角なので改めて具体的な使用手順を紹介。
購入時のパッケージ(右)と防水ケース本体(中)。左は僕のiPhone5s。他の防水ケースと比べて結構スリムな印象。ちなみに、本体の下部についている輪っかは、ストラップキラーを自負する自分のストラップ引っ張り力を吸収し緩和されるように自分でタイラップで付けたヘアゴムなので特に気にしないでほしい。
大きさもさほど大きく無く、ポケットにスイスイ入る。厚みはiPhone5sの1.5倍程度と、人によっては厚みを感じるかもしれないが、他のケースと比べると十分な薄さだと思う。
Catalyst Case for iPhoneの構造は3つのパーツに分かれるようになっており、本体前側面ケース(左)と背面パネル(真ん中)、背面パネルのサイド隙間にはめ込む防水用シール部分(右)となっている。非常に簡単な構造の為、水中で使用後等にはゴム拭きメンテナンスを行うのだが、それが非常に簡単にできるようにできている。取り付けは手、取り外しはコイン一つで行える。慣れれば爪でも大丈夫だ。
実際に使う前に耐水テストが必要との説明があるので、バケツに水を汲みケース内には濡れた時にわかるようなティッシュ等の紙類を入れて実施。そのままだと浮いてしまう為何か重石を乗せて、ケースを完全に水没させると良い。僕は1時間以上水没させてみたが全く問題は無かった。
半年以上使っていたが、充電器・イヤホン防水パーツがもげてしまった。しかしメーカーにより保守部品が用意されているので、問題は無い。と思って調べてみたらオンラインショップでは在庫切れであった為、現在iPhone6用の保守プラグ部分が使用可能かどうか問い合わせ中。
2016/03/01 追記:交換用防水プラグの在庫復活!!しかも案外送料が高い!
これは朗報である。なんと以前問い合わせたケースの保守用防水プラグ「CT-PLUGIP13-BK」がついに再入荷されて買える状態になっている!しかも購入ページでの在庫数確認まで行えるので安心だ!
購入ページ:CT-PLUGIP13-BK
そして!なんと!!!
送料が1注文につき500円と高い・・・。5,000円以上買えば無料になるそうだが、プラグが税込648円なので非常になんとも言えない気持ちになる。プラグ5,000円分もいらないし。
というわけで、この商品が国内で正規に買えるネットショップTrinity Online Shopで、他の商品を買うだとか、家族の分のケースも買っちゃおうぜ!という人。もしくは、プラグ8個で5,000円分買って残り7個を転売して人件費全く考えないで赤になる人にはお勧めだ!
2015/08/19 追記:交換用防水プラグの在庫と、iphone6用防水ケース交換用プラグの流用に関する問い合わせに対する回答
カタリスト iPhone 5s/5 完全防水ケース用交換プラグの再入荷について
Trinity(トリニティ株式会社)のオンラインショップにて、カタリスト iPhone 5s/5 完全防水ケース用交換プラグ [CT-PLUGIP13-BK/4582269475387]が在庫切れとなっていたので、再入荷について確認してみたところ、「日時は確定していないが、近々再入荷の予定がある。」との回答を得られた。どうやら、今後も購入できるようだ。amazonのレビューでも僕と同じように、ちょっとしたことでどこかに引っかけてしまい、このプラグとケースの装着部分がもげるという自体に陥った人がいるようなので、今後の再入荷は常にチェックしておきたいところ。製品自体無くなってしまうと困るので、保守用に2つ買っても良いかもしれない。
カタリスト iPhone 6 完全防水ケース用交換プラグのiPhone5/5s用ケースへの流用について
また、iPhone5/5s用ケースの廃盤や保守部品の製造中止等によって、プラグが入手できなくなった場合を考え、再入荷の件と併せて以下ような質問もしてみた。ちなみに、若干申し訳ないが、違う商品ということを踏まえて、回答内容について保証できなくても良いので担当者の主観混みで教えてほしいと添えてみた。
[質問内容]
カタリスト iPhone 6 完全防水ケース用交換プラグ [CT-PLUG144]をiPhone5用に流用したいが、若干形状が違うものの、プラグ形状・中心間の長さ等共通かどうか。また、取り付け部の外側がややiPhone5用よりも突出しているが、切り取れば使用可能かどうか。
[回答]
iPhone6用とiPhone5/5s用では異なったサイズ・形状・長さである。オフセット部分を切り取ったとしても、防水性維持の観点から、使用不可である。
とのことらしい。うん、当然の回答だと思う。多分僕が担当者でもそう答えると思う。若干わがままな質問をしてみたにもかかわらず、即時わかりやすく回答してもらえて、余計に申し訳なくなった。
というわけで、同じことを考えている少数派の方へ。「流用はできません。」僕と一緒に素直に再入荷を待ちましょう。
Lifeproofとどっちが良いの?
Lifeproofを持っていないので確かなことは言えないが、スリム且つオシャレなiPhone用防水ケースで有名なLifeproofよりも安く(正規の場合)、少ないレビューながらも良い定評のある防水ケースだと思う。
Lifeproof Fre case for iPhone 5/5s – Black
LIFEPROOF 防水 防塵 耐衝撃ケース fre iPhone6/6s Black [並行輸入品]
Lifeproofを悪く言うわけではないが、使っている人が多い商品程、雑な扱いや考えられない使い方をする人も多く、また過度な期待、それに併せて本当に粗悪な商品や正規代理店を謳った偽物、並行輸入品等、言い出せば数えきれない程の要素が交わり、最終的に判断に困るのがこのような超有名海外製品だったりするように思える。
で、僕はそんな面倒なものより、安くて手が出しやすく良い評判の多いCatalyst Case for iPhoneを強くおススメする。
catalyst iPhone 5/5s用 完全防水・防塵ケース 防水規格『IP-68』取得 ブラック CT-WPIP13-BK