こんにちは。草が大好きな破毛です。特技は、草を植えることと、植えたのち満足して放置から即座に枯らすこと。
実は最近、そんな僕でも成功しつつある植物がある。それは、自宅の裏で誰にも見られないように怪しい雰囲気の中大事に育てているミントだ。
ミントとは、お酒に加えれば夏を乗り切る為の必需品モヒートとなり、お湯や水で出せばミントティーになる。ミントオイルを作ることもできれば、無水エタノールを加えることで虫除けになってしまうなど、なんとも有能な草なのである。ちなみに僕はミントティーしか飲んだことがない。
これを是非我が職場でも手元において置きたいのだよ!ということで職場でも育ててみた。
株分け用に挿し木苗を準備
今回新たに育てるミントは、自宅でスローペースで育てているミントの成長した先端部分を切り、挿し木という方法で新たに別の土に植えることで株分けを行う。
挿し木苗の作り方
挿し木苗を作る際、切り口は水をよく吸うよう斜めにカットし、切る為のハサミやかみそりはできるだけ清潔なものを使うことで雑菌の侵入や腐食しやすさを防ぐ。
直接土に植える場合は、切った挿し木苗作業が終わるまで水につけて十分に水を吸わせてから植えるが、僕は確実に発根させたいので水差しにして数日おき、根が出てある程度安定してから土に植え替えるようにしている。
ざっくりとした手順は下図の通り。
まずはミントをカットします。
さらに説明図通り茎の下の方の葉は刈り取り、ペットボトルに穴をあけて水に浸した。※この後発根時に取出しづらくなったので、普通にペットボトルのキャップに水を入れてそこに漬けておくだけで良い気がする。
で、上記のようなことをして4~5日経った挿し木苗がこちら。
しっかり発根した状態。しかも屋内なのに何故か何者かに食われている。これは見なかったことにした。
挿し木で株を増やす
根っこもしっかり生えてきたので、ここらへんで受け皿付きの鉢に植え替える。
土はどんなものを使ったの?
職場の直射日光が当たる箇所で育てるため、水切れが起こりにくいよう目が細かい水持ちの良い土に挿し木用の無菌土を混ぜた。底部分には多少の水はけを考慮してセラミスのようなものを敷いた。
もしハーブ用の培養土等があるならそれでも良いと思う。
ミントを植え替えて15日放置した結果
あれから15日程度育て、摘芯や摘葉を行ってさらに少しだけ株を増やした状態。
多少は順調な気がする!なんともさわやかなこの姿!香り!仕事中に緑を眺められるのは本当に良い気分になる。本当ににやにやしてしまう。
しかし最近成長が止まってきてしまったため、もしかしたら根詰まりを起こしている可能性がある。次回は根詰まり対策に植え替えを行ってカツを入れることになるかもしれない。このミントには悪いが色々と覚悟しておいてほしい。
このミントの種類は?
ミントと一口で言っても、クールミントやアップルミント、パイナップルミントにバナナミントなんてのもある。もはやこの世のほとんどの食物がミントで賄えるのではないかというレベルで侵食されつつあるのだ。
さて、そんな数多くあるミントの中でも僕が育てているのは、男らしくペパーミントだ。ペパーミントと言えば、ミントの代表格であり王様といえる。と僕が勝手に言っている。
ホームセンターに行けば色々な種類があるので、匂いを嗅いで決めると良いかもしれない。
みんなもレッツミント!