初心者が都内城東地区の川でお手軽ハゼ釣りをしてきた

20150526

今回は、数年ぶりに実家近くの川でハゼ釣りをしてきたので。釣りしたいぜかーちゃんとーちゃんっていう子供がいる家庭向けのレポート。僕も初心者だけど、実際にこうやったら釣れたよっというのを伝えていくので、本気のハゼ釣り師の方には生暖かく見守っていただきたい。

僕の生まれた町は河川が多い。また、海が近くほとんどが汽水域の為、子供の頃は毎年初夏から秋までの間、しょっちゅうハゼ釣りをしていた。学校が終わってから、自転車で友人数人と上州屋へダッシュし、「りんたろう」というネーミングセンス抜群の糸ミミズを買ってそれを餌に釣る。ハゼ釣りに使う武器は、当時の「カッコいい」のイメージだけで訳も分からずに買ったバスロッドとスピニングリールに、無駄にでかいキス天秤に無駄に重たいオモリだった。

当時は、とにかく仕掛けを投げるのが楽しく、無駄に遠くに飛ばしては巻いての繰り返し。それでも季節と水温が整えば、いくらでも釣れるのがハゼ。よく考えると、浅い水路では手でも捕まえていた気がする。

さて、そんなハゼ釣りも大人になってから釣ると、仕事後の気軽な釣りとして楽しめる、心の癒しどころのような存在になる。いるところに行けば誰でも釣れるからこそ、どうやって釣ろうか、道具をいかに軽く簡単にしようかと考える。というわけで、癒しに頭を使うのは嫌なので、リュックに常に入れておける道具だけでハゼを釣ってみることにした。

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今回の釣りはこんなん

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場所と時間

山の手から自転車でいける江東区,墨田区付近の浅い川 当日20:00~23:00くらいまで

釣り方

ちょっとバッグにのべ竿セット

竿 清流小物のべ竿270 やっすいの 仕掛け 道糸:安売り300m巻ナイロン3号を切ったもの 錘:中通し0.5号+ハリス止めとの間に擦れ防止のゴム管 ハリス止め:針金だかホッチキスの芯だかで自作したやつ・忘れた ハリス+針:0.6号ハリス付きエビ針(実は手長エビ狙ってたのは内緒) 餌 みみず細目、かつての「りんたろう」は無く「熊太郎」だった。
次ページの2016/08/10更新部分にも書いた通り、場所によってはオキアミのほうが食ってくることが発覚。

今回の舞台は、実家のすぐそばの川で、子供の頃からハゼ釣りをしている場所である。時期は5月と少し不安だったが、BOSEじゃなきゃいいやと自分に言い聞かせ、ハゼに挑むことにした。

それにしても、普段イソメを使っていて忘れていたが、ミミズってこんなに滑るものだっただろうか。少しでも針を刺しそこねて傷だけつけると、ミミズが飛び起きて、突然狂ったかのようにテンションが最大になる。するともっと刺せなくなる。そんなこんなでイライラしながらもいざ釣りを開始した。

東京都内の川でハゼを釣ってみた

いざ実釣

ここは水深2メーターあるかないか。まずは適当に仕掛けを入れる。そのまま特に異常無く30分ぐらいで無事終了。

今度は、川沿いに2分程度歩いた次の場所へきた。他にも電気ウキが浮かんでいるのが見えたが、アタリはなさそうだ。そして僕も早速投入してみた。すると、すぐにブルンとアタリがあった。最後は針がかりしなかったが、これは期待できそうだと、これを繰り返してみたところ、同じアタリが何度もあったが、結局1時間程経ち一切釣れず。むきーってなるだけだった。

今度は、アタリを待つのをやめて居る場所を探す作戦に出た。そっと仕掛けを入れて、少しだけ底を切る。アタリが無ければ即横に移動し、同じことを繰り返す。結局やっていることはいつものヘチと同じだ。結果、そんな作戦が功を奏し、ついに待ちに待ったBOSE逃れの一匹目を釣ることが出来た。

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やっと釣れたマハゼ10センチくらい

それから1~2時間やったものの、あまり釣れなかったが、今回参加した同行者共に2人で数匹ずつ釣ることができ、BOSEはなんとか免れた。結果、マハゼは3尾に終わり、同行者はカニやら、ヌマチチブだかチチブだかよくわからない所謂ダボハゼも釣っていた。ちなみに、食べた時にマハゼよりもダボハゼの方が甘味があると思ったのは、小学生の頃の僕だ。

今回の釣果

というわけで、なんだかんだで楽しくハゼ釣りができ、癒しの時間が過ごせた。気がする。これだけ簡単に釣りができるなら、また癒されに来ようと思う。シーズン少し手前での釣果を得ることができて、これからの季節に期待ができそうだ。

ハゼはこれだけ近場で手軽に釣れる魚なので、次ページでは、これから子連れでハゼでも釣ってみたいぜ。釣り?何それおいしいの?って人向けの参考程度に、主観のみでハゼ釣りの方法について紹介する。

次のページはハゼを実際に釣ってみたレポート