日本でもサービス開始した噂の音楽ストリーミングサービスspotyfiを無料で使ってみた

161025fbogpあの音楽ストリーミングサービス「spotify(スポティファイ)」が、遂に日本でもサービスを開始したとのことで話題になっている。「あの」と言ってみたが、この記事を書く1時間前今まで「spotify?何それおいしいの?」状態だった僕。全く知らなかった。

では何故こんな僕らしくないトレンディな話をしているかというと、実は今から数時間前にとある知人からspotifyの「招待コード」とやらをいただいたことからである。

知人:「なんかすごいサービスあるんだよ音楽聞けるんだって無料無料。アップグレードしなきゃ無料!」

なんだかわからないけれど、とりあえず凄いとのことなので少し調べてみると、公式ページ上では4000万曲がいつでもどこでも聞き放題のサービスらしい。すごいじゃん!ただ、元々スウェーデンのサービスらしいので、スウェーデンの曲が4000万曲だったらどうしようかと少し不安であったが、日本向けにサービスを開始するまでにサービス周りは固めているらしい。

というわけで、有名な日本人アーティストなんかも含まれているのだろうと期待し早速登録することにした。

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spotifyのアカウントは2種類ある

色々調べて分かったのだが、spotifyを使うには2種類のアカウントが存在するようで、それぞれ下記のような感じらしい。無料登録してラジオのように制限内でのストリーミング配信を使うか、有料登録して音楽ダウンロードサービスとして使うかは迷うところである。僕は勿論、漢らしく無料で使うことにした。

Spotify Free(無料会員)

無料で使えるがデバイスによって各種制限があるらしい。

PCやタブレットでの制限

  • 音楽のダウンロード不可
    => オフラインでは聞けない
  • 広告が表示(再生)される
  • 音楽再生が最大15時間/30日
  • 選択可能な音質は 160kbps 迄

スマホでの制限

  • 音楽のダウンロード不可
    => オフラインでは聞けない
  • 広告が表示(再生)される
  • 音楽再生が最大15時間/30日
    => スマホのみアルバムやプレイリストごとのシャッフルしか行えなくなる
  • 選択可能な音質は 96,160kbps のみ
  • 音楽の早送り、先送り不可

Spotify Premium(定期購入か1年一括購入の有料会員)

 スマホ・タブレット・PC

  • 広告無し
    => 腹立つほど快適
  • ダウンロード可
    => オフライン再生ができて腹立つ程快適
  • 曲の先送り・早送り何でもあり
    => 腹立つ程快適
  • 何時間でも音楽再生し放題
    => シャッフル再生しなくて良くて腹立つ程快適
  • 選択可能な音質に320kbps(最高音質)が加わる => 固定回線のwifi環境であれば快適

有料会員の料金体系

  • 料金:980円/月 もしくは 11,760円/年
  • 支払:クレジットカード一括払い

spotifyのアカウントを登録してみた

【注意】spotifyの登録には「招待コード」が必須

とりあえずPCからspotifyのトップページへいくと、「招待コードをリクエスト」と招待コードを持っている場合は「登録はこちらから」といった2種類のメニューがある。

どうやら「招待コード」というものは必須らしく、少し調べてみたところ、メールアドレスを用いて招待コードをリクエストしてから順次(数日かかるとか)送られてくるらしい。というわけで、招待コードを持っていない人は、先に招待コードをリクエストして気長に待ってみよう。

で、僕の場合は前述の通り招待コードを持っている為、そのまま登録メニューへと進んだ。

spotifyのアカウントが発行された

案内に従い、アカウント(半角英数字)・パスワード・メールアドレス・生年月日を入力し、最後にspotifyのなんちゃらかんちゃらの同意にチェックを入れる。最後にニュースレターの受け取り許可等の項目もあったが、良心的なことに初期値でチェックが入っていなかったのでそのまま登録ボタンを押す。

これだけで登録完了である。

登録自体はものの1分で完了とものすごく簡単な作業で済んでしまった。しかも登録メールアドレスへの承認作業なども無く、あっけなく使えるようになってしまった。

大丈夫なのかspotify。これでは招待コードさえあればメールアドレスがなくてもごにょごにょ。本来は招待コード申請時に使えるメールアドレス入れないと発行されても使えないから良いんだろうけれど。

spotifyを無料で使ってみた感想

ここまでで、あっという間に使えるようになってしまったので、配布されているスマートフォンアプリとWindowsアプリケーションをダウンロード->インストールし早速実際にspotifyを使ってみた。

まず、「ブラウズ」という項目へいくと、アーティストやら公式及び他人のプレイリスト、アルバム、人気の曲等が並んでいる。

日本人アーティストが探しにくい

ブラウズメニューから日本人アーティストだけを探そうとすると、リストアップするのがものすごく難しく、最初は「globeとTM NETWORKしか聞けないじゃん!」と突っ込んでしまった。しかし実際には名前でピンポイントに検索すると、かなりの数の日本人アーティストを発見することができた。ただし今現在ヒットしているトップヒットチャートにランクインしている曲なんかは殆ど無い。それもそうだ、1曲単位で販売したほうが儲かるもん。僕のでたらめ歌がヒットしたとしてもそうすると思う。

また、検索してやっと日本人アーティスト達が出てきたのは良いものの、アルバムなのか曲単位なのか色んなアーティストが入っているアルバムなのか全くわからないのは使いにくい点だと感じた。

ラジオとして使うには最高

普段の僕の音楽ストリーミングサービスの使い方は、スマホで世界単位のヒットチャートやらアーティストに関係なくジャンル分けされた曲のカテゴリなんかをネットラジオでランダムに垂れ流して環境音として聞いているので、同じような人には向いている素敵なサービスだと思う。実際にその手のカテゴリはものすごく豊富だった。

話はそれるがtunin radioのように低速モバイル回線でも使えるよう、64kbps以下の配信やバッファ時間の選択肢があればもっと素晴らしいサービスになると思う。

Premium会員になる価値があるかどうか

僕の使い方だと他の方法でも無料で同等かそれ以上の環境が代用できてしまう為、有料会員になるほどかと問われたら少し難しく感じたが、これだけの数の曲をダウンロードできてローカルでオフライン再生ができるサービスと考えると人によってはメリット満載なのではないかと思う。それと、シャッフル再生(ランダム)再生や広告が鬱陶しい人でこのサービスに魅力的な曲が揃っている場合なんかも有料になるだけの価値はあると思う。

無料アカウントから有料アカウントへのアップグレードはいつでもできるので、とりあえずアカウント登録して自分が聴きたい(欲しい)楽曲を検索してみることをおススメする。

今まで知らなかった曲を知るきっかけとなるかもしれないサービス

その他楽しかった点として、自分以外のプレイリストや他人の聞いている曲見たりできるので、おっこれは良いなと思える曲に出会えるきっかけになるサービスだと感じた。

まとめ

小一時間使ってみて段々慣れてくると、全体的にまとまったサービスだということがわかり、UIなんかもそれなりに使えるようになってきた。

前述までの感想も踏まえて、常にとは言わないが思い出した時や暇なときに使ってしまいそうなサービスspotifyの感想でした。

おしまい。