女性に優しい都内から２時間以内の釣り場を探してみたらサバが釣れた

前ページでは、海釣り初心者カップルの妄想デートの様子をレポートしています。

今回のデートで用意した道具

では、今回の妄想デートを行うにあたり、用意した道具がいくつかあるので紹介する。

お手軽釣り道具

竿: 安いファミリーサビキセットなどで良い。シーバス釣りもやるならシーバスロッドは結構万能なのでそういったものでも良い。; また、今回破毛が使った仕掛けのような2〜4.5メーター前後ののべ竿でも良い。もし渓流も視野に入れているなら、少し勿体無いけど渓流竿を流用してもよい。そのあたりは雰囲気と好みで選ぼう。ちなみに海で使った際は帰ってきてから竿尻にある蓋を外して全て抜き、真水で絞った雑巾で綺麗に拭いた後、乾拭きして陰干ししておこう。それらを怠ると次回から臭すぎて釣りどころではなくなる可能性がある。ちなみにこれはどの竿も大体同じ。; ファミリーサビキセットにリールや仕掛けが付いていればそのままで良いが、もし無い場合は、1000番～2000番くらいのリールを好みで。もしラインが無ければ、安い3号ぐらいのナイロン。
仕掛け: トリック仕掛け：エビなどを模した赤い針や飾りのついた針が沢山ついた仕掛け。それを専用トレイに入れたアミコマセや小さ目のボイルオキアミ等にくぐらせ餌を絡めて使う。また、カゴが付いていなければ魚を寄せる為にコマセを撒く為、柄杓があると良い。また、仕掛けを張る為に一番下にナス型オモリを付けよう。; サビキ仕掛け：針が沢山付いた仕掛けに、カゴがついている。大体の仕掛けにはセットとしてナス型オモリが付いているが、もし無ければ購入する。; 一本針のウキ仕掛け：道糸にゴム管と小さめの固定ウキを付ける。もし遊動タイプのウキであればウキが動かないよう浮き止めを付ける。道糸とハリスはサルカンで接続し、ハリスにはウキに合わせた噛みつぶし錘（ガン玉やジンタン等）を打つ。もしくはサルカンの上に小さ目の中通し錘を通す。彼女の言いなり型彼氏向きの、片手間でできる非常に簡単で手返しの良いトラブル知らずの仕掛け。
餌: さし餌：ボイルオキアミSS～S; コマセ用：アミエビブロックとか適当なの1キロ～程度
その他: 紐付きビニールバケツ※足元から海面まで距離がある為。; ハサミや短いナイフ等; 軍手：アジが釣れた場合はゼイゴやヒレが鋭利な為。刺さっても大したことはないが。; メゴチばさみ：危険なゴンズイ、アイゴ、ハオコゼや、ヌルヌルした魚を掴む為。※危険な魚は良く釣れる; 針外しか先曲がりペンチ：針が呑まれてしまった際や危険な魚から針を取り除く為。1本安いモノがあれば十分。

海釣りでよく釣れる危険な魚のお話

海釣りでは、背中にとげがあるゴンズイや、背びれが針になったアイゴ、小さくてかわいいが危険なハオコゼ等のその他多岐にわたる毒魚がいる。それもよく釣れる。ゴンズイなどは群れで居る為、一匹釣れたらポイントを変えても良い程である。また、誰かが釣れた毒魚を陸に放置する場合も多い為、足元にも良く注意する必要がある。わからない魚が釣れたら、むやみに触らないようにし、メゴチバサミ等でしっかりと跳ねないように固定した上でペンチや針はずし等で針を外そう。もし、どうしても針が外せない場合は、釣り人マナーとしては本当に最低だが、リスクと照らし合わせて飲んだ針だけ切るしかない場合もある。

それと、最近は本来もっと暖かい海にいるはずのヒョウモンダコというの猛毒タコも、日本各地で発見されている。可愛いからと言って手を出して噛まれてしまった場合は、即病院に駆け込むか、人工呼吸を続けて救命措置をとらないと、最悪の場合神経麻痺により呼吸が出来なくなり致死することもあるらしい。

とにかく、知らない魚は触らない。事前に危険な魚の見た目と万が一刺されたり噛まれたりした場合の対処を調べるか、スマホや携帯ですぐに見られるようにしておくことが望ましいと思う。あと、間違っても知らない魚はノリで食べないこと。

警察に話しかけられたときのお話

釣りをしていると、警察によく話しかけられる。他県ナンバーだとなおさらだ。相手はこちらに何かしらの非はないかと、すぐ探りを入れてくる癖があるので、余計なことを口走ったり、無駄に突っかかったりしないようにしよう。必要以上の情報を与えないことが必要だ。何も悪くないのに面倒な時間が出来てしまうからだ。特に多い質問は「何が釣れるの？」と「ハサミとかナイフとか持ってない？」だ。何が釣れるの？に対しては「初めて来た、知らない」で良い。むしろ警察には周辺の釣り事情に詳しい地元人もいたりするので、それを逆手にとり、どこに行けば何が釣れるか聞いてみるのも手かもしれない。実際に僕は警察からクロダイが釣れる場所を聞いて、教えて貰ったことがある。一番注意が必要な質問は「ハサミとかナイフは持ってない？」だ。基本的に「持っていない」で良い。実際には刃渡り○○センチ以上の刃物（刀剣類となる）かどうか等刃体の長さや所持理由等が重要で、もし車内を調べられた場合に、そのあたりを正しくしたいのであれば、銃砲刀剣類所持等取締法をよく調べること。というわけで、僕は基本的にペンチと短くて細いハサミしか持ち歩かない。実際のところ、よほど大きくて皮の固い魚でないかぎり、短いハサミで腹を切開しワタ等を抜くことは簡単にできる。