世の少年少女達の長期休みといえば「博物館」。
僕が疲れた時に癒しを求める空間それは「博物館」。
現在、そんな博物館ではなんと・・・「恐竜博2016」が開催されているとのこと!!これはもう、幼少の頃より、砂遊びで稼げる夢のような職業=「コーコガクシャ」と決めつけ目指していた僕としては絶対に行かねばなるまい!
しかも、各方面の報道によると恐竜博開催から10万人目の少年が祝いの品を貰っているじゃないか!というわけで、僕も100万人目の来場者を目指して行ってみた。
恐竜博2016に行ってみた!
むちゃくちゃ混んでるよ恐竜博2016、というか上野公園の花見客。
駐車場はいつもの場所に無事停めることが出来た。さて、今日は雨だ。雨なのになんかむちゃくちゃ花見客でにぎわっている。花見客を超えていかなければならないのでかき分けながら国立まで20分以上歩いた。
皆も土日に国立科学博物館や美術館へ行くときは公園内は通らず外から周っていってみてほしい。絶対早いから。
チケット購入は購入→入場含め40分待ち。チケット持っていれば入場まで20分待ち。
目の前に立ちはだかったのはチケット待ちだ。僕は前売り券(海洋堂製スピノサウルスのフィギュア付き前売り券)を持っていたので20分待ちの方に並ぶことが出来た。
ちなみに同行者のチケットは持っていなかったが、実はわざわざ並ばなくても買う方法があるのでそのまま突入。※入口や窓口では買えないので強行突破はしないでください。
今回のメインはティラノサウルスとスピノサウルス!
今回の恐竜博も見どころが多数あり、そんな中で特に目を引くのが今にも動き出しそうな全身骨格標本のティラノサウルスと、そのティラノサウルスより大きなスピノサウルスだ。
さて、このスピノサウルスという恐竜、実は20世紀初頭にドイツで一度発見された標本があった。しかし残念なことに第二次世界大戦でどっかーーんと爆撃されて焼けてしまったとのこと!何してくれてんだい!!というわけで、ずっと謎のままの恐竜だったらしいのだが、21世紀に入ってからモロッコで新たに発見されたらしく、全身復元骨格が作られ研究された結果、「水中で生きていたであろう姿」や「魚やたまにそのへんの恐竜の肉を食らっていたであろう」との最新の情報が今回の展示に子供にもわかりやすく集約されているわけで、これは間違いなく必見だ!
更には化石クリーニング実演も!
更に奥へ進んでいくと、なんとあの化石クリーニング界の第一線活躍するライヴ・コイが!!採集した岩石から化石を取り出すプレパレーションと呼ばれる化石クリーニングの実演をしているとの情報が!!!これは見るしかない!!
ところでライブコイって誰だろう。ということで実際に見てみたところ・・・こ、これは・・・超面白い。恐らく一人で来館していたら開館から閉館まで見ている自信がある程楽しい。ガムを噛む白人さんがガチで何とかサウルスっぽいやつの岩を顕微鏡見ながら優しくシュッシュッってしていた。
その他にも世界で1つしかない恐竜の幼体の標本の展示など目白押しなのだが、中でも特別僕の目を引くコーナーがあった。
都内から2時間以内の場所でスピノサウルスの歯が出たですって!
それは、フロアの隅に小さく展示されたスピノサウルスの歯のかけらの標本だ。この展示物には新聞が一緒に飾られており、説明によると・・・ふむふむ、今年の2月に7歳と4歳の少年が日本で発見したのだとか!しかも!!以前、当記事でもちょっと気軽に期待を込めて化石を掘りに行ったあの神流恐竜センターですってよ奥さん!!!
貝は出るけど恐竜は厳しい!!!と声を大にして書いたあのハンティングスポットから2桁にも満たない少年達がサクッと出しちゃったんですってよ!!
何それチョー嫉妬!!
ぐおおおお!行きたいぃぃぃ!今すぐここを出てあそこに行って掘りたいぃぃ!と止まらないソワソワを抑えつつ、前売り券の特典フィギュアを引き換えに行って本日は終了。
恐竜博は2016年3月8日(火)~6月12日(日)まで開催しているので、子連れのお父さんお母さんから独身の物好きの大人達まで、まずは恐竜博に行ってみてはいかがだろうか。そこで更に燃えちゃった僕みたいな人は、これからの丁良い気候の中ドライブがてらに都内からたった2時間で下心丸出しで!実際に化石を掘りに行ってみてはいかがだろうか。スピノサウルス出るかもよ!
都内から2時間以内の場所で化石発掘してきた