前回の釣りで貧果に終わり惨敗した上に、元々20g程度しか用意しなかった餌が19g位余ってしまった。
前回の釣果:【釣果報告】東京湾奥お台場・青海で秋のシーバス釣り
そんな餌たちも虚しく餌箱の中で放置されること三日間。そろそろ弱ってきたので邪魔だから処分正しい人生の最後を迎えていただこうという名目であの同じ海原へ再戦を挑んだところ数種類の魚が釣れて楽しかったので報告。
今回の釣りはこんなん
場所/条件
場所:青海南ふ頭公園
時間:22:00~24:00頃
天候:晴れ・無風
釣り方
ヘチ釣り
竿:ヘチ竿240+太鼓リール
仕掛け:道糸ナイロン3号+サルカン+ハリス1号ナイロン(ガン玉)+針チヌ1号黒
餌:青イソメ
青海南埠頭公園で釣ってみた
青海に行ってみた
その日の用事を終えた後同行者を拾いそのまま現地へ直行した。
相変わらず前々回からの工事は行われていて海に向かって右半分は釣りを控えるよう促す看板が設置してあった。
前々回記事:【釣果報告】東京湾奥お台場・青海でスーツのままアフターファイブフィッシング
今日は中潮で道中色々あって辿り着いた頃にはド干潮直前だった。果たしてこんな中で釣れるのかはわからないが、同行者と共に勇気を振り絞って竿を出すことにした。それと同時にイソメを使い切ろうというメインミッションがあるので、事前に心の中で「魚を釣りに来たんじゃないしね」と言い訳しておいた。
工事による理由で強制的にポイントとなるワンドは相変わらずのワンドっぷりで、既に数人の釣り人が入っていた。
案外簡単だったボウズ逃れ
こんなふわふわした感じで餌と針を海にポイしたのは良いが、予想とは裏腹に一投目にして早くもアタリ発生した。
ビコ
↓
ギュン
↓
即合わせ
なんと単純な食い込みだろう。そんなコイツはやっぱりアイツだった。
そう、本日1種類目となるセイゴだ。
最近見慣れてきたのか、針を外す際に目が合い親戚の子供に合った時のような感覚になったとかならなかったとか。そんなことはどうでも良いが、とりあえず殺弱ってしまう前に速やかに海へ返した。また、その間横の同行者はどうかというと、アタリはあるものの中々針がかりせず苦戦していた。
遂にうなる同行者の竿
一投目のみ調子が良かったがそれからはアタリが遠退きしばらくアタリすらなかった。そんな中ふと後ろを見ると、同行者が暗闇の中ニヤニヤしながらこちらに近づいてきた。
何か持っている。
久々に見た青海のカサゴである。これで二人で2種類目。
実際に竿が唸っているは全く見ていないのだが、同サイズのセイゴよりは遥かに引くはずなのできっと唸ったことだろう。そうに違いない。羨ましい反面、こちらまで嬉しくなった。
3種類目は「咥えては吐いちゃう縞模様の彼」
ここまで2時間弱、小さいアタリがあるものの全く釣ることができない。苦戦しているうちにいよいよ潮も止まりかけてきた。もう撤収かと思いながらも小さなアタリは続く。
チマチマしたアタリの構ってちゃんぶりに腹が立ってきたので、もう知らんとスルーすることにした。すると向こう合わせでいきなり突っ込まれた。最初から無視していればよかったことに気付きながらも、斜めに突っ込み横に走る元気なお魚様をニヤニヤしながら抜き上げた。
縞々といえばサンバソウと思いがちだが、今回は縞模様がおしゃれな大阪のおばちゃん柄の憎いアイツ。
コショウダイ。僕は青海で初めて釣った。隣の島ならいくらでもいるけれど。これで3種類目。
他では何しても美味い魚が釣れていた
前述のような感じでこちらの釣りは終わったのだが、実はこの2時間の間に別の釣り人の手により、どう調理しても煮ても焼いても何しても美味いあの魚を釣っている姿を見かけた。
そう、サバである。
今まで川崎もしくは近くても隣の島よりも西に入らないと釣れないと思っていたが、ここでも周ってくるらしい事実が発覚したので、いつか釣れることを楽しみに今日は納竿。
今回の釣果
種類 | 数 |
セイゴ | 1 |
カサゴ | 1 |
コショウダイ | 1 |
まとめ
魚のアタリ方と探し方を見直したい
実は今回のアタリも前回同様、上げてくるときが殆どだった。恐らくこうなる理由としては、上手い人はきっと最初に層を決めて手返しよく探してゆき、居なかったら底まで攻めたりなんだりするんだろうけれど、僕の場合「底にカサゴがいたらどうしよう、底~中層にメバルがいたらどうしよう、上層のシーバスはセイゴクラスばかりで大物のセオリー的な感じで中層以下にいたらどうしよう」ってなっちゃうタイプなので、多分底から攻めているのが効率的にも悪く、上げてくるときにアタリがある理由になっているんだと思う。
また、以前何度か海に潜った際、水中で餌を魚の目の前に置いたところ、気になっている癖にしれっと通り過ぎる魚たちに対し餌を逃げるように動かすと焦って追いかけてくる姿を何度も目撃しているので、それと同じ具合になった可能性も考えられる。
いずれにしても対象魚を絞って攻め方を考えられるようになろう。
短いヘチ竿も欲しい
今使っている竿は満足度がものとても高いものだが、青海等足元が海でフェンスが若干高いような場所でヘチ釣りをする際には、若干無理な態勢で竿を持つことになる。これが長時間になればなるほど結構しんどくて、このような場所では短い竿が欲しくなる。
餌は正しく処理できたし釣りも楽しかった
久々に釣りが充実した。やはり様々な種類が一度に見られるのは楽しい。そして今回のメインミッションであるイソメもきちんといなくなっていただいたので色々と大成功だったように思える。
あーもう釣りしたい。
おしまい。