初心者が一眼レフ付属の安価な望遠ズームレンズを使っていて気付いた5つの便利な要素

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初心者が一眼レフ付属の安価な望遠レンズの便利さに気づいた5つの要素 – 望遠なのにマクロ撮影ができる(4/5)

僕は昆虫が好きで、たまに小さな虫等を見つけると撮影したくなる。しかし、実際にはカメラを持っていないことがほとんどなので撮れないのが辛いところではあるが、いざそのようなマクロ撮影をしようと思うとマクロレンズが欲しかったりするわけだ。

で、そんなマクロレンズは高い。本当に高い。

僕はテントウムシ一匹相手に何万も何十万も下手すれば3桁万円も使える程男はできていない。

そんなとき追加投資0でマクロ撮影を行えるのが、付属の望遠ズームレンズだったりする。虫が逃げないようにする場合なんかは、望遠で撮影することがごく普通にあるのだ。

この一本のレンズを持ち歩いていれば、小さなものも撮影できるという素敵な望遠ズームレンズの要素。このような撮影を望遠マクロという。

付属の望遠ズームレンズで望遠マクロ撮影をしてみた 実例

あんなところに綺麗な花があるな。でも行くの面倒臭いけど、ズームレンズで望遠側で撮影しちゃえば歩く必要ないや。という例o0800053311170542687

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あんなところにクマンバチがモソモソ何か集めてるな・・おや、前にはミツバチも足に花粉付けて一生懸命飛んでいるな。でも、横に動くミツバチに合わせてシャッター速度早くしたいから絞り解放気味にしたら、ミツバチしかピント合わないや。まあそれはそれで虫マクロ写真ぽくていっか。花粉ポロポロ落としちゃってハチ可愛いな。という例o0800053311170540987

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とまあ、こんな感じの撮影ができる。

望遠ズームレンズで撮影する望遠マクロのデメリット

こんな素敵な望遠マクロではあるが、望遠ズームレンズにもデメリットがいくつかあるので、同じ虫を撮影するにしても向き不向きがあったりする。

望遠レンズが重いので、縦横無尽に動く虫を追うことが難しい
対策:ピントをロックしておき同じ場所でチャンスを待つか筋トレして望遠レンズを安定して動かせるようになる
被写体を大きく写しているので、少量の動きでブレてしまうように、少しでもレンズを振るとそれ以上に写っている範囲が動いてしまう為、虫を追うことが困難
対策ピントをロックしておき同じ場所でチャンスを待つ
安価な望遠ズームレンズの場合、長焦点ほど最大の明るさが暗くなり(開放F値が高くなる)、更に構成するレンズの枚数が多い為暗くなりがちなので、曇り気味の日などは虫の動きにシャッター速度が付いていけないことがしばしばある。
対策絞り開放にしてノイズの許容範囲内でISO感度を上げる。動く虫は相手にしない。開放F値低いの明るい大口径望遠レンズを買える人はそれで良いが、ものすごく高い。

これらのことを理解した上で、臨機応変に撮影することで、意図したものが撮れる気がする。