前ページではWordPressって何?どんな感じ?というところについて書いています
WordPressってどうやって使うの?
僕の場合は、VPS(バーチャル・プライベート・サーバ、仮想専用サーバー)っていう、物理的な1台のマシンを仮想的に包丁でパカパカ切って分割して、それぞれを小さな複数のマシンに見立てたもののうちの1つのサーバーをレンタルしている。そこにWordPressと、WPを見る為のApache、WPを動かす為に必要なPHP、WPのデータ倉庫として必要なMySQLというデータベースをインストールしている。
わかりやすくいうと、キングス○イム1体をス○イム8体に戻して、そこから1体のス○イムを仲間にしてLinuxっていう名前を付けてApacheっていう盾とPHPっていう剣とMySQLっていう鎧とWordPressっていう兜を持たせてドメインっていう呪文を使わせた感じ。
WordPressをとりあえずお試しで使ってみたいんだけど…
僕の場合はVPSが有料だが、そこを無料にすれば全て無料でできる。下に、ざっくり必要なものを書くので、ヒントとして使ってほしい。
WordPressでブログを公開する仕組み
申し訳ないことに、知識不足で細かいことは説明できないので、イメージだけ書くことにした。WordPressでブログを公開する大体のイメージ
- 1要求
- 読者PC:○○○.XX っていうドメインを知っているんだけど、実際どこなの?
- 2返答
- DNSサーバ:ああ○○○.XXは△△△.△△△.△△△.△△△っていう場所(IPアドレス)だよ。
- 3要求
- 読者PC:おkサンキュ。じゃあ△△△.△△△.△△△.△△△さん、ブログの内容見たいんだけどよろしく。
- 4要求
- Apache(WEBサーバーソフト):とぅーす。その入口(ポート番号)から入ってきた人から問い合わせきたら、「WordPress」っていう倉庫から内容探すように言われてるからちょっとまってて。あとデータの送り先はここでいいね?
- 5結果
- WordPress倉庫の中の人:やあアパッチ君、君が欲しいのはこのページの内容だね?JSとHTMLとCSSは読者PCのブラウザで見られるかもしれないからそのまま返していいけど、PHP言語使ってる部分はPHPで処理もらってから併せて出してくれる?
- 6要求
- Apache:PHP使ってるらしいからここ翻訳よろしく
- 7要求
- PHP:おっけー。あ、あとブログのデータも引っ張ってくるように書いてあるからちょっとDB倉庫いって必要なデータ貰ってくるわ。MySQL君ここのデータくんない?
- 8結果
- MySQL(データベース):また来たのかいPHP君。むやみやたらと書き込まれたり無理やりデータを持って行ったり最近正直疲れるんだよ。まあいいや、はいどうぞデータ持っていきな。
- 9結果
- PHP:いつも悪いねMySQL君。ありがたく持っていくよ。おーいアパッチ君、データ貰ってきたよ。誰から言われたか知らないけど、ほらこれ送ってやんな。
- 10結果
- Apache:おっ、待ってました!じゃあ早速送ってくるわ。送り先は最初にメモったから、これでよしっと。レッツ発送!
- このあと、無事読者PCの元へデータが届き、ブラウザを介して記事を楽しみました。めでたしめでたし。
というやり取りが、WordPressでブログを公開する上で行われている。普段ネットで暇つぶしをしているだけでも、大体これと同じやり取りは繰り返されている。
ちなみに、編集者は、上記と同じ仕組みを使ったり、サーバー側にFTPサーバーやSSHサーバー、編集者側PCにFTPクライアントやSSHクライアントを入れたりして、サーバーとファイルのやりとりをしたり、サーバーを遠隔操作して設定変更や直接内容編集を行ったりする。
このあたりは環境にもよるので、自身の環境に必要な情報を調べれば、ざっくりでできる。だからまたまともな記事が書けるようになったらきちんと別記事でまとめることにする。
WordPressはどうやってダウンロード→インストール→利用するの?
借りたサーバーや登録したサービスで、最初からWPが備わっていれば多分何もすることはないと思う。サーバーで自分で用意したドメインが使えれば、そのあたりの連携の設定くらいであとはやることがない。
もし、自分でサーバーのみ用意した場合は、WordPress.orgに行って「WordPressをダウンロード」ボタンからダウンロード→FTPやらどんな方法でも良いのでサーバーに入れる。もしくはLinuxなどではwgetコマンドなどで直接ダウンロードして任意のフォルダに展開する。基本的にWindowsであってもLinuxであってもやることは変わらない。
データベースやPHPが入っていなければ、MySQL・PHPをダウンロードしてインストールする。どっちも無料で使える。方法も上記と同じようにできる。
で、ちょっとした設定があって、Apache・WordPress・PHP・MySQLを連携しないといけない。
独自ドメインが良いらしいんだけど・・。
独自ドメイン云々の前にまずは少なくともページとしてアクセスできる環境を構築しなければいけないと思う。
ちなみに、独自ドメインが無くても、テストだけであればIPアドレスで直接アクセスすることもできる。もしIPアドレスでのアクセスを拒否する場合は、レンタルサーバーやらサービスを借りていればサブドメインが与えられることが普通なので、それを使えば良い。いずれにしても、最初から独自ドメインに こだわらず、まずは環境を構築してしまうというのも一つの手だと思う。
それと、自身のネットワーク環境とは別の外側のネットワーク上にサーバーがあれば、グローバルIPアドレスやドメインでアクセスできるので、特に気にすることはないが、自身と同じネットワーク内、所謂ローカル環境に別PCとしてサーバーがあれば、ローカルIPアドレスでアクセスする必要がある。更にテスト用マシンをサーバーにした場合は、ループバックアドレス(127.0.0.1とかlocalhost)っていうのを使う。あとサーバー側でどのアドレスにアクセスがあったか等のドメイン制限をかけているとすれば、hostsっていうファイルを探し出して、こじ開けてそこにアクセス先のIPアドレスとドメイン名を自分で記述して紐づけたりすることで、そのURLへのアクセスを実現する。
とか本当に申し訳ない程ざっくり書いてしまったが、構築する上で詰まってしまった場合に、調べる為のヒントくらいにはなると思う。
次ページではWordPressを使ってみた感想について触れています